IE9ピン留め

2012

あけましておめでとうございます。

夏にシンガーソングライターの大森靖子さんを主演とした「サマーセール」というドキュメンタリー映画を作りましたが、私の浅はかさでお蔵入りとなっていたところ、SPOTTED PRODUCTIONSのイベントMOOSIC LABにて、三月にイベント上映されることとなりました。そのために再編集、再撮影しようと思っております。

が、急遽12月に新しいドキュメンタリー映画を作りはじめまして、撮影は終わり、現在編集中です。年末年始は仕事と編集に明け暮れておりました。進展があれば、また書きます。

すいません、こんな感じのことしか書けないです。ではまた。

# by ew-dis | 2012-01-02 23:23 | Trackback | Comments(4)

上半期

色々と整理していかなきゃと思いつつ、色々と引きずりっぱなしでいる。今年のことを思い出して書く。

2010年は豊田さんのnestのイベント用の映像を作って発熱して終わった。寝込んだまま年を越して、最初に連絡があったのが松江さんだった。松江さんの家に本棚を片付けに行って、そのままDV Fesの手伝いをすることに。イベントのレポートをHogaholicに書かせてもらった。全四回のレポートは最終回だけ未だに書けてない。近々何とかしなければ。

1、http://www.holic-mag.com/hogablog.php?itemid=2513
2、http://www.holic-mag.com/hogablog.php?itemid=2526
3、http://www.holic-mag.com/hogablog.php?itemid=2561

1月は豊田さん&ザーメンズの「DJ親心」のPVを作り、太田出版の「atプラス」に介護の職に勤めるまでの長い文章を書いた。

2月はDV Fes。イベントの終わり頃に松江さんから「ライブテープ」のメイキングを作らないかと要請を受ける。最終日の打ち上げで前野さんに雪山でPV作らせてくださいとお願いする。

3月は前野さんと青森の八甲田山に行って「ファックミー」のPVを撮影する。11日に震災が起きる。14日から平賀さんを撮影する。そこからの日々はリトルモアの「真夜中」に書かせてもらった。

4月は「ライブテープ」メイキング取材。川本真琴さんの「フェアリーチューンズ」DVD編集。

5月は前野さんの「ファックミー」ライブで映像上映。松江さんの新作「トーキョードリフター」の制作で参加させてもらう。そこからの日々はプロダクションノートとして書かせてもらった。

6月はどついたるねん。彼らのアルバム「ダディ」発売に向けてライブやレコーディングの映像を毎日編集してた。豊田さんの小説集「東京で何してる?」の発売イベントで豊田さんと佐内さんのトークショーの司会をさせてもらった。月末のインディーファンクラブも楽しかった。

7月は夜にサンプラザの前で昆虫高橋とシャムキャッツ夏目くんとスカート澤部くんとまじめな話をした夜をよく覚えてる。澤部くんが歌詞がついていない出来たばかりの「ストーリー」を歌ってドキッとした。「ライブテープ」メイキングほぼ完成。月末に大森さんと歌舞伎町のラブホテルで「サマーセール」の撮影。

8月は「サマーセール」が一旦完成するも目論見が甘く、再編集に入る。ランタンパレード新作レコーディング現場へ見学。月末は仙台の友人の結婚式で映像上映、翌日に前野さんのスタッフでアラバキロックフェスに連れていってもらう。

9月。師匠、土屋さんの新作に制作で参加。仕事の休みしか参加出来ない。秋葉原に連日通い詰める。思うところあって電気工学の勉強をしようと思ったらそのまま別な方向にのめり込んで素粒子物理学の本を読みはじめる。夜中に半田ごてで指を火傷。久しぶりに麓さんと会って、ラーメンを食べて、色々と話した。笹口さんの新作「おんがくのじかん/うるう年に生まれて」について山田とインタビューへ行った。

「うるう年に生まれて」を使用させてもらい、映像を編集した。映像そのものよりも、出来上がったものについて笹口さんと長く話した時間の方が大切だったかもしれない。

「2011.3.22.閖上」
http://www.youtube.com/watch?v=1tcFp8wXb9Q

笹口騒音ハーモニカホームページ
http://yanagawarecords.com/

震災の時に考えていたことがどんどん大きくなってきている。今日は9月18日。大きな宿題が三つ。中くらいが二つ。小さいのが三つある。

# by ew-dis | 2011-09-18 03:42 | Trackback | Comments(2)

遊び

映画のメイキングが九割方完成し、タガが外れたように遊んでばかりいる。震災の映画は編集が止まったままだ。早くまとめたいと思っているが、手が動かない。

先月無善法師にインタビューした際、「新しい言葉を探している」と話してくれて、新しい言葉ってなんだろう、とぼんやり考えてしまう。やたらと本を買ってしまうのは、そのせいかもしれない。古川日出男が「聖家族」のアナザーストーリーのようなものを新潮に書いていて、立ち読みすると福島の「UFOふれあい館」のことが冒頭に書いてあったので買った。まだ読んでないが、「UFOふれあい館」は大学の時にデートで行ったことがある。近所のおばちゃんらがお茶話をする座敷部屋に「銀河」と名札が書かれてあって、度肝を抜かれた。

大学の頃にイラクに行ったことがあって、病院を見学したのだが、目の前で子供が死んだ。子供の前で母親がわんわん泣いていた。その様子を日本人のカメラマンが泣きながら撮影していた。俺は子供が死ぬ理由がわからなかったが、最近になってようやく気付いた。湾岸戦争の頃にアメリカが劣化ウラン弾という放射能の残りカスで作った爆弾をたくさん落としていて、その放射能の被害で、生まれてくる子供たちが白血病になって死んでいたのだった。

福島の放射能のことと、イラクのことが重なる。だが、近い将来に日本でもイラクの病院と同じ光景が繰り返されるイメージが、実像として結ばない。想像力はこんなに頼りない。

# by ew-dis | 2011-06-26 03:11 | Trackback | Comments(2)

鼻血

2時間くらい寝て、早朝から仕事へ。今日は風呂当番。おばあさんの髪や背中を洗ったりする。若い人のおまんこ最近見てないなと思ったりする。

昼前、午前の最後の利用者のおばあさんが一人で浴室で身体を洗っており、俺は脱衣所で別なおばあさんの着脱介助をしていた。もう一人のスタッフが浴室を離れるというので、浴室のおばあさんに「身体洗ったら教えてくださいね」と声をかけて離れた直後に、背後でイスが倒れる音。浴室のおばあさんが立ち上がり、転倒してしまった。鼻血が浴槽の湯と混ざって身体の前面が血まみれになっている。

声をかけると「大丈夫よ」と返事をしてくれたが、頭を打っているかもしれない。すぐに来設していた医者やナースを呼び、触診してもらう。骨は折れていない。意識もはっきりしている。だが、鼻が曲がっている気がする。おばあさんは整形外科へ受診へ行くことに。

浴室に背を向けてしまったことが今回の事故の過失であり、2時間残業して事故報告書を書いた。倒れてるおばあさんを発見した時の、あの恐怖心が離れない。死んだかもしれない、と肝が冷えて逃げ出したくなった。病院から戻ってきたおばあさんはどこにも異常はなかった。鼻は元々曲がっていた。おばあさんはベッドで横になり、すぐに眠った。寝顔を見ながら、本当に良かったと安心した。

雨の帰り道。近所の商店街で回転寿しを食べる。大して旨くもない。1700円払った。帰宅し、横になる。少し眠ると弁護士事務所から電話がきた。半年くらい前に債務整理をお願いした。「遭難フリーター」の頃のサラ金の借金がまだ100万くらい残っており、いい加減どうにかしようと思って、区役所に相談したら弁護士を紹介された。弁護士はやたら自己破産を勧めたが、少しでも責任を全うしなければと思い、払える分は払いたいと債務整理にした。

法定外の金利をずっと払い続けており、過払い金が発生していた。整理後の最終的な残債がどのくらいなのかまだ確定していないが、一気に払うべき借金が減った。あと10万くらいになった。信用情報がブラックになったので7年間クレジットカードは作れないが、もう二度とカードを作る気はないのでいい。

編集を行う。集中力が続かない。文章を書いたら少しは自分を追い込めるかと思ったが、ますます苦しくなってきた。逃げ場がないのでオナニーをするしかないのか。

# by ew-dis | 2011-05-24 03:10 | Trackback | Comments(0)

5月

一昨日、渋谷WWWでの前野健太さんワンマンライブで「PVファックミー青森八甲田山ドキュメント」の上映があった。前々日に作業中のハードディスクのデータを誤って消してしまい、取り込みから一晩でなんとか作った。雪山での演奏シーンはデカいスクリーンでは映えていたと思う。映写室でDVDの操作をしていたので会場の音は一切聞こえなかったが、お客さんの反応も上々とのことで安心した。

ライブは最高だった。バンドはかっこよかった。そして新曲の「東京 2011」。曽我部さんがアメリカの同時多発テロの後に発表した「ギター」を思った。ライブは一夜で終わる瞬間の出来事で、その中で映像が一体になれた気がして光栄だった。

今月はバタバタしていた。月初は川本真琴さんの来月発売するCD&DVD「フェアリーチューンズ」の編集。メニュー画面の作成など、自分には出来ない作業が多かったので、プロの小川さんにお世話になった。寝る前に少しずつ震災のドキュメンタリーの荒編集。休日はある映画のメイキング取材。別の映画のロケハンにも出掛けた。本業は介護職のサラリーマン。またブログ書きます。

# by ew-dis | 2011-05-23 02:56 | Trackback | Comments(0)

4月

来週22日発売の「真夜中」(リトルモア)で、「震災とカメラーー東京、宮城、岩手で」という原稿を書きました。「あなたは被災者か?自分は被災者か?」ということをずっと考えています。ストレスで胃炎になりました。もう治りました。

# by ew-dis | 2011-04-13 02:23 | Trackback | Comments(3)

昼前に起床。郵送物(mini-DV10本)届く。仕事前に駅で友達と映像の仕事の話。時間的に難しい作業を手伝ってもらうことにした。通勤電車でメールを受信。職場まで携帯いじって歩く。原稿について。自動ドアをくぐったら介護士。

巨漢のおばあちゃんが朝に下剤を飲んでいて、昼食後に出ているかもしれないとのこと。おばあちゃんを車椅子で押して部屋に行き、うんち出ました?と聞くと、でんき!と言うので、うんち!と言うが、でんき!と返される。うんち!でんき!うんち!でんき!と繰り返す。脇に腕を差し込み、車椅子からトイレへ移乗。うんこが出るように腹をマッサージすると、痛い痛いと訴える。下剤だけにまかせるのも良くないと思うが、マッサージだけで便を出すことも難しい。

ちょっとだけうんこが出て、車椅子にオムツを敷いて移乗。ベッドまで運んで、もう一度移乗。すると、おばあさんは横になりながら、「私ね、言葉がわからないの。今日ここに来たばかりで。息子の部屋に連れていってください」と言う。「息子さんが来るの待ってましょうね」と言って、布団をかけて部屋を出る。おばあさんはこの施設に来て6年になる。

夕方から恋をしているおばあさんと話す。

「なんかニヤニヤしてませんか」
「してないわよ」
「誰か好きな人でもいるんですか」
「なんでわかるの」
「だって、鼻の下伸びてますよ」
「あら」

車椅子でフロアにお連れし、夕食。

「○○さん、好きな人出来て、亡くなった旦那さんのことはもういいんですか」
「いなくて良かったと思うわ」

女は残酷だなー、と思いながら、「そこにおじいさんいるじゃないですか、男だったら年寄りでもいいんじゃないすか」と言ったら、それは嫌よ、と笑ってくれて、そのまま夕食を全部食べてくれた。

王将で餃子と焼き飯を食って、帰宅。先日の横浜PVメイキングの撮影を手伝ってくれた友人が来てくれて、30秒分だけ編集してもらう。俺は横で内田樹の「最終講義」を読む。0時に友人は帰宅。少し寝て、編集に取りかかる。ファイナルカットという編集ソフトを使って10年になるが、最近ようやくエフェクトを使うようになった。色味の調整は便利だが、素材の締まりを失ってしまう気がして怖い。朝方、編集終わる。書き出しが終わったら、YouTubeで限定公開にアップして、関係者プレビューが待っている。タレント事務所のチェックが厳しいので、きっとボコボコにされるだろう。シャムキャッツ「渚」のPV見る。俺なら一緒に海に入って撮影したいと思った。それが良いか悪いかはわからないけど。

渚(MUSIC VIDEO) / シャムキャッツ
http://www.youtube.com/watch?v=rA-84MumNXo

# by ew-dis | 2011-03-09 07:24 | Trackback | Comments(4)

ファックミー

昼前に起きて、外は雪。給料日なので銀行に行って家賃分下ろし、仕事へ。休み明けだったので、昨日の出来事を主任から聞いて、今日は薬当番。たった一日空いただけでも、おばあちゃんたちの頬をさわって戯れたくなる。

あっという間に休憩時間。外の喫煙所でメールを見ていたら、ミュージシャンからの連絡。「YouTubeにアップのタイミングは今日しかないですね」と。柵の向こうの田んぼにはうっすら雪が残ってる。今年最後の東京の雪かもしれない。喫煙所で携帯電話をいじって、映像を公開に。

先週、前野健太さんと一緒に日帰りでPV撮影の旅行に行った。二人で話すのはその日がはじめてで、色々心配だったが、前野さんの懐の深さに助けられた。

前野健太「ファックミー」
http://www.youtube.com/watch?v=l5gpl6oCbVk

この旅行について、もう少し映像を作ります。ドキュメンタリーとPVで1セットというか。恋と歌と旅情が伝われば。

休憩空け。セロクエルという精神安定剤を飲んでいるおばあさんがナースコールを連打。ベッドの横で話を聞いて、少し安心したかなと思って離れると、またすぐに鳴る。また話を聞く。の繰り返し。

「電話が鳴るのよ」
「電話じゃなくて、ナースコールを押すと鳴るんですよ」
「違うわよ、誰かがかけてくるの」
「じゃあ、僕がかけました。もうかけないですからね」
「そう?あなただったの」

離れると、またナースコールが鳴る。やり取りを繰り返す。

おばあさんは最近、ある男性職員に惚れてしまったようで、その人に会いたくて仕方がない。

「鼻の下、伸びてますよ。誰かに会いたいんじゃないですか」
「伸びてないわよ」
「伸びてますよ」
「うふふ」

でもその職員は休みで来れない。夕食に案内するが、おばあさんは食べたくないと言う。

「僕がスプーンで食事を運びますから」
「いい、食べない」
「食べましょうよ」
「いい」
「僕じゃだめですか?」
「だめ」
「僕、○○さんのこと好きですよ」
「だめ」

しっかり目を見て告白をしたが、届かなかった。うまく恋する気持ちを食事に向かわせることができたらと思ったが、なかなかうまくいかない。夕食後、おじいさんが別な部屋のトイレでうーと叫んでおり、入るとリハビリパンツを脱いでいる。パンツの中には大量の軟便。清拭タオルと替えのパンツを持っていって、パンツを破って取り外し、そのままお尻を拭いて、片足だけズボンを脱いでもらって、その片足にパンツをはいてもらい、もう片方にはズボンごとパンツを通す。それで新しいパンツが装着される。ナースに教えてもらった技。

帰り、悲しいメールが届く。いや、悲しいのだろうか。いつか聴いた音楽と、高円寺の飲み会を思い出して、何も聴かずに電車に乗った。

定食屋で鶏肉を食べて、帰って少し寝た。先週横浜で撮影したPVメイキングを編集。締切は明後日。骨組みだけでも作っておかないとまずい。昨日送った長い原稿は返事がない。昨日締切の別の原稿はまだ書き切れていない。作業、もう少し進めないと寝れない。

# by ew-dis | 2011-03-08 06:04 | Trackback | Comments(0)

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